息子がまだ4歳の夏の終わり…動かなくなってしまったカブトムシを見て
「初めて自分で捕まえたカブトムシさんとさよならしたくない。」
という願いを叶えるために初めて【昆虫標本】を作りました。

私も夫も【昆虫標本】を作ったことがなかったので
最初は息子の大切なカブトムシをちゃんと標本にしてあげられるか不安でしたが
意外にも専門的な道具が無くても息子が喜ぶ標本を作ることが出来ました☆

4年経った今でも飾られています☆(後で写真出てきます。)
今年も夏も終わりが近づいてきてお亡くなりになった昆虫さんがいたので
100均で材料を揃えて昆虫標本を作りました。
標本作りのために用意したもの
どれも家にあるものや100均で用意できるもので準備しました(*^^*)
完成時に固定する縫い針は細いものを準備した方がキレイに仕上がると思います☆
意外と簡単な【昆虫標本】の作り方
手脚が折れてしまわないようにやさしくやさしく作ってください☆
でも、もしも折れてしまったとしても修復できるから大丈夫(*^^*)
1.亡くなった昆虫をキレイに洗う
(1.2は昆虫が亡くなったばかりで軟らかければ必要の無い行程です。)
- 汚れても良い容器に40℃くらいのお湯を準備する。
- 亡くなった昆虫をお湯に5〜10分ほど入れて手脚を軟らかくする。
(とても乾燥していて硬いようなら30分くらい浸ける。) - 軟らかくなった昆虫を水に浸けながら筆や歯ブラシでやさしく洗う。
- 雑菌が気になるようなら消毒用エタノールを全体にかける。
(私はやったことがないです^^;) - ティッシュなどで水分を完全にしっかり拭きとる。
2.標本にしたい形に整える
- 6本の脚やツメをキレイに見えるように自分の好きな形に優しく整える。
- 脚が取れてしまっている場合は木工用ボンドで接着する。
- ダンボールや発泡スチロール乗せて最終調整をする。
- 形が決まったら縫い針で体を固定する。
体の【ど真ん中】と固定できないので、羽根の上側の中央よりにまっすぐ刺す。 - まち針を使って頭や足・ツメ・触覚などの位置を決めていく。
- 直射日光を避けて風通しが良い安定した場所で3~4週間しっかり乾燥させる。


3.標本箱に移動する
- よく乾燥したのを確認したら、まち針をはずす。縫い針は残す。
- 縫い針をダンボールからはずし、標本箱へ移動する。
- 採取日・採った場所・採った人・昆虫の種類をラベルする。


息子はラベリングまではしていません^^;
セミやバッタの抜け殻。落ちていたタマムシ(?)の羽根なども入れられて
宝物BOXのようになっています(^^)
100均のアクリルケースに入れると観察しやすい
昆虫標本と言うと立派な木箱を想像するのですが
我が家はセリアのアクリルケースを標本箱にしています。
しっかり標本箱を作る専門家の方が見たら怒られてしまうかもですが^^;
この方法だと左右上下前後の全面から昆虫が観察できて良い感じです☆
100均の防音用(?)のウレタンテープを貼ってそこに針を刺して固定しています。

よく見ると同じカブトムシでもぜんぜん形が違うんだな…と
大人でも関心が湧いてきます。

カビなどが付かないように防虫剤や乾燥剤を入れたりするらしいですが
うちでは子ども達の手の届く所に置いているので特に何も入れていないです。
カーテン越しに日が当たるような所に置いているのでカビないのかな?(@_@)
その分若干色褪せはあるかもしれません^^;
まとめ
簡単にできるから「虫好きっこ」におすすめしたい。
大人もね(*^^)b
今でも息子は昆虫好きで夫と一緒に
クワガタをつがいで育てて卵から成虫まで育てたり
カブトムシの幼虫を貰って来たりして飼育したりしています。
飼育は土を変えたり大変そうなので私は遠目に見ています(*´з`)
「昆虫を標本にするのはかわいそうで嫌」と感じる方も居ると思うので
(私も生きた昆虫を標本にするのは抵抗があります)
みんなにおすすめするわけではないですが…
昆虫が大好きで【昆虫標本】作ってみたいんだけど難しそう…と考えている方には
意外と簡単に作ることが出来てもっともっと昆虫が好きになれるので
是非チャレンジしてみて欲しいです☆
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